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シルバーカーを購入してから一転!

シルバーカーなら転倒の危険を減らせます

女性と杖
知人の祖母はとある病気で入院して以来、外出する機会が激減し、 日中のほとんどを自室でテレビを見て過ごすようになりました。 そのため、自分の足で歩くことがあまりなくなっていき、 足腰が弱くなってしまいました。一度家族一同の集まりに参加されましたが、 祖母はふらふらしながら歩いていて、「危ないから手伝おうか。」と尋ねると、 「これくらいならまだ大丈夫。」と頑なに他人からの助けを受けようとしませんでした。
その姿を見ていた知人たちは常時転倒して、悪くは骨折でもしないか、 ひやひやしながら遠目から見守っていたそうです。 その後、医療関係者や福祉用具相談員の方々に相談して、 祖母に納得するまで何度も説明し、歩行杖を購入することを 了承してもらいました。しかし、1,2ヶ月が過ぎて、 歩行杖をちゃんと使っているかどうか確認しに見に行ったところ、 杖は玄関の手すりにぶら下げられたままで使われた形跡がありませんでした。
話の流れで杖の使用状況を尋ねてみると、 「買い物の時に杖を持って歩いていると、 コンクリートの凹凸に引っかかって何度も転びそうになった。

足腰を鍛えて、更に人生を楽しんで

手すりを掴む女性
そして、家に帰る最中でも、片手で買い物袋を持つことしかできず、 上手くバランスが取れずふらつくことが前よりも多くなった。 杖を持たずに歩いていた前の方がいい。」と仰られたそうです。
会話が終わった後、一緒に買い物や家事の手伝いをしたようです。 買い物の時、祖母は周囲に言われて渋々杖を突いて歩きましたが、 スーパーマーケットへと続くコンクリートの道は小さな凹凸が目立ち、 祖母の杖の先端が凹凸に引っかかってしまうことが多々ありました。
そして、家までの帰りは手に持っていたビニール袋に内の 購入したものの重さから上手くバランスが取れず、 ふらついて歩いてしまう場面が多くありました。 家の中には前の入院以後に設置された手すりがあるため、 手すりを使ってしっかりと歩くことはできましたが、 手すりのない場所ではふらつきながら歩いていました。
「これのせいで前より歩けなくなってしまった。」と 落胆の声を口から漏らしてしまうこともあったのだそうです。

シルバーカーに対して あまり良い印象のなかった祖母

お買い物カート
介護福祉士の資格を持っていた私はとある事情で偶然知人と会う機会があって、 知人の口から直接その愚痴のような話を聞かされてました。 私は介護職員として施設内で働いていた時の経験や知識から 「シルバーカーなら大丈夫そうなのにね。」と伝えてみたところ、 「シルバーカー?なにそれ。」と疑問の声が帰ってきました。
そのため、知人にシルバーカーというのは高齢者が手で押している 手押し車のようなものであることを説明したうえで、 「収納スペースがあるのもあるから、ちょっとした手持ちの物や 買い物袋なんかを入れるのに便利だよ。」という事を知人に伝えてみました。
知人は「そんなのがあるのか。」と感心していました。  後日、知人の口から家族の方へとシルバーカーの存在を直接伝えて、 福祉用具相談員も踏まえての協議を南海重ねました。
その結果、シルバーカーを購入することを前提に、 まずシルバーカーをレンタルして祖母本人の使い心地を確かめることで話が纏まりました。
杖に関する上記の件で、祖母は最初シルバーカーに対して あまり良い印象を持っておらず、子供たちが余計な 御節介をしてくれたことに苛立ちの表情があったそうです。

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シルバーカーのイメージ
ですが、嫌々ながらシルバーカーを押しながら買い物へと行ってみたところ、 歩行杖で歩いていた時よりもしっかりと地面に足をついて歩いていました。 その時、シルバーカーのタイヤはコンクリートの小さな凸凹を拾う事はなかったそうです。 そして、購入したものが入った袋は収納スペースに収められて、 買い物袋の重さで歩く時のバランスが不安定になることがありませんでした。 「これはこれで結構使いやすいね。」と祖母も実際に使ってみて、 シルバーカーに対する印象が好印象へと変わっていきました。 その後、知人の祖母は外出の際にシルバーカーを押しながら 出かけることが多くなりました。ふらつきをあまり気にすることがなくなり、 まだしっかりと歩くことができるという自身が祖母の中に芽生えました。 そして、最初はシルバーカーを押すしぐさを恥じていたらしく、 人の多い通りを避けていたらしいのだが、最近になって 同じ高齢者同士で話す時の話のタネにもなり、その話の輪を通じて、 地域にいるより多くの人と交流する場へと良い表情で自分から足を運ぶようになったそうです。
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