シルバーカーのお店YUA|元気と行動範囲を取り戻してくれたシルバーカー

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元気と行動範囲を取り戻してくれたシルバーカー

80歳を迎え、出不精になってしまった母

元気のない年配の女性
私の母は、80歳で持病を持つようになるまでは、 習い事や買い物に行動的な方で、たいていのことは自分一人でできていました。 しかし、80歳を迎えて持病を持つようになり、 薬を常用するようになったころから次第に元気ややる気を失ってしまいました。
幸い、病状は安定しているのですが、始めての大きな病気ではたと我に返り、 何も80歳なんだから、行動的にしていないくても、 自宅にこもってじっとしていてもいいじゃないか、とあきらめモードのようになっていたのです。
身体も、心も、ムリをしないで過ごそうということが、出不精や怠惰とつながってしまいました。 本当は歩けるのに、歩かなくてよいのだと決めつけ、 あきらめモードを続けた結果、すっかり足腰が弱ってしまったのです。
そんなある日自宅の前を通り過ぎる、同い年くらいのご近所の奥さんが、 シルバーカーを押して買い物に出かける姿を見かけたそうです。 尋ねてみると、「とうとう購入しましたよ、 シルバーカー!」と親切に教えてくれたそうです。
その奥さんは、区の補助でシルバーカーレンタルの情報を知り、 いっそのこと、気に入ったシルバーカーを購入しようと、お店で注文をしたそうなのです。

近所の奥さんが教えてくれたシルバーカー

スーパー
母は、そのシルバーカーがとてもシンプルかつお洒落だったので、 今まで頼りたくないと思っていたシルバーカーの印象が変わったようです。 その奥さんは、シルバーカーのおかげで、少し離れたスーパーまで どんどん進んでゆけて、楽しく食材の買い物をして、 多めに買い物をしても軽々と押して帰ってこれるのです。 母は料理が大好きなので、少し離れたいろいろなスーパーまで 買い物に行きたい!と、強く思ったのでしょう。
自らさっそく、その奥さんに聞いたお店へ電話をして、 色、サイズ、柄などを教えてもらい、選んで家へ配達してもらったのです。 すると、想像以上にサイズ感や扱いやすさ、押しやすさが フィットするシルバーカーが届いたので、母はすっかり気に入ってしまいました。
今までおっくうだったり、もう歩いたり出歩いたりすることを あきらめていたことの理由の一つに、歩行が危なっかしいから、ということもありました。 杖も使っていましたが、やはりすぐに歩き疲れるし、もう危なかったのです。
シルバーカーの安定性や、荷物が入るところなどは、 そんな母の不安やあきらめ感をかなり払拭してくれたのです。 母は洋服の色に合うように、紺色のシルバーカーを選んでいました。 色合いとしては、母は明るい色が好きなのですが、洋服やバッグ、 帽子などを明るい色を付けたいから、シルバーカーは シックな濃い色を選んでおけば、全体として合わせやすいだろうとコーディネートしたのです。

おしゃれで便利なシルバーカーで積極的な外出に

公園のイメージ
シルバーカーが着てからは、母は少しずつではありますが、積極的に出歩くようになりました。 近くの公園まで行くのもシルバーカーを押していき、気分が向いたり、 天気がよい日には、他の公園まではしごをして、その近くで見つけたお店で 買い物をして、荷物をシルバーカーに収納して運んで帰ってくる、という楽しみが増えています。
通院の時は、遠い病院なので、もう電車は使っていませんが、 行きはタクシーでシルバーカーを乗せて行き、病院内もシルバーカーを 押して歩くことで、広い広い大病院の中も順調に歩くことができます。 病院には広い待合室や、屋上庭園、コンビニやレストランのあるフロアなど、 病院の中でも寄りたいところはいろいろあるようで、 シルバーカーがあれば、通院も楽しく安心な予定となってきます。
シルバーカーがあるおかげで、母としては安心をまた手に入れることができたのだと思います。 一人歩きが不安だと、あきらめとおっくうになる気持ちはよくわかります。 脚が痛くても、シルバーカーがあればゆっくりでも進むことができるから、安心なのです。 この運動が、いかに心身ともに良い効果をもたらすかを考えると、本当によかったと思います。
家族が勧めても、自分がその気にならないと、なかなか行動しません。 シルバーカーはひとつのアイテムとして母のライフスタイルに加わり、 気に入ったものを自分で選ぶことで、良き相棒となってくれたのだと思います。
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